2018年5月1日発売
税込定価780円+送料100円
3月23日に開幕する第90回選抜高校野球大会に富山商が出場する。
創部100年を迎えた同校が春の甲子園に出場するのは9年ぶり6度目。
前回に続いて初戦を突破し、伝統校の歴史に新たな1ページを記したい。
支えてくれた人たちへの感謝を胸に、富商ナインのセンバツが始まる―。
※富山商の選手は2018年度の学年で表記しています。
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森田駿哉
Syunya Morita
(法政大3年、富山商高出身)
Profile 森田駿哉(もりた・しゅんや)
1997年2月11日生まれ。富山市出身、川崎市在住。光陽小―富山市南部中―富山商―法政大。左投左打。東京六大学リーグでは2015年に7試合登板し1勝2敗。背番号「21」は入学前の左腕エースだった石田健大(現横浜DeNAベイスターズ)から受け継いだ。身長185cm、体重86kg。
※学年は2017年度
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[連載] あの日あの時 〜とやまスポーツ回顧 vol.8 創刊1周年特別編
1958年
しんきろう旋風 下
魚津高エース
村椿輝雄
Teruo Muratsubaki
徳島商高エース
板東英二
Eiji Bando
60年前の1958(昭和33)年、夏の甲子園大会。
「しんきろう旋風」を巻き起こした魚津は、
徳島商と「延長十八回引き分け再試合」を演じた。
共に18回を投げ切ったのは、
魚津・村椿輝雄、徳島商・板東英二の両エース。
今年78歳を迎える2人にあの夏、あの試合がよみがえった。
8月16日に行われた準々決勝・徳島商‒魚津戦は3時間38分にわたる投手戦が繰り広げられ、延長十八回まで0‒0が続いた。選手の体調を考慮して新設された「延長十八回引き分け再試合」ルールが適用されて試合終了となり、翌日に再試合が実施された。その試合で魚津は1‒3で惜しくも敗退。ただ、徳島商・板東、魚津・村椿の投げ合いは、その後の高校野球史に色あせることなく刻まれ続けてきた。
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