[特集]三役目指して 朝乃山 大相撲

跳ね返された横綱戦
収穫あった負け越し


7月に行われた大相撲名古屋場所。5月の夏場所で優勝した朝乃山は、7勝8敗と2場所ぶりの負け越しとなった。
自己最高位の前頭筆頭で臨んだ名古屋は横綱、大関と初めて総当たりした。結果は上位陣の壁に跳ね返され、優勝から一転、悔しい「勉強の場所」となった。
初の横綱戦では、力の差や課題を見せつけられた。それでも、得意の右四つの相撲を磨けば上位陣にも通用する手応えを感じ、今後の成長につながる収穫もあった。
秋場所(9月8日初日、東京・両国国技館)は目標の三役昇進へ再挑戦となる。
初優勝は忘れ、もう一度、挑戦者の気持ちでぶつかる。運やまぐれとは言わせない。実力で三役をつかみ取る決意だ。

川渕恭司・文
鳥飼祥恵・写真