大相撲夏場所(5月9日初日、東京・両国国技館)は、富山市出身の朝乃山(27)=高砂部屋=を含む4大関時代に突入する。 初優勝した2019年の夏場所以来、朝乃山は賜杯から遠のいている。「4人の中で、負けたくないという気持ちを一番に持たなければ」。番付最高位の夏場所で、大関の矜持を見せたい。 柳田伍絵・文 吉田博昌、金田侑香里・写真