[3・4月号][連載] あの日あの時 〜とやまスポーツ回顧 vol.8 創刊1周年特別編

1958年
しんきろう旋風 下

魚津高エース
村椿輝雄
Teruo Muratsubaki

徳島商高エース
板東英二
Eiji Bando

60年前の1958(昭和33)年、夏の甲子園大会。
「しんきろう旋風」を巻き起こした魚津は、
徳島商と「延長十八回引き分け再試合」を演じた。
共に18回を投げ切ったのは、
魚津・村椿輝雄、徳島商・板東英二の両エース。
今年78歳を迎える2人にあの夏、あの試合がよみがえった。

8月16日に行われた準々決勝・徳島商‒魚津戦は3時間38分にわたる投手戦が繰り広げられ、延長十八回まで0‒0が続いた。選手の体調を考慮して新設された「延長十八回引き分け再試合」ルールが適用されて試合終了となり、翌日に再試合が実施された。その試合で魚津は1‒3で惜しくも敗退。ただ、徳島商・板東、魚津・村椿の投げ合いは、その後の高校野球史に色あせることなく刻まれ続けてきた。