20歳の若者に、救世主の役割が求められていた。彼を迎える代表チームは、予選で1勝も挙げられず、四つの敗戦を喫していた。しかし八村塁は日本バスケに「希望」と「結果」をもたらし、ワールドカップ(W杯)出場に向けたチーム復活劇の主役になった。世界ランク10位の強敵・オーストラリアを下した衝撃のW杯予選デビューと、そこからの4連勝で八村が果たした役割を振り返る。